オルソケラトロジー|今里ばんどう眼科|東成区・今里、生野区・鶴橋の眼科

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オルソケラトロジー

オルソケラトロジー|今里ばんどう眼科|東成区・今里、生野区・鶴橋の眼科

オルソケラトロジーとは

オルソケラトロジーとは

特殊なデザインの高酸素透過性コンタクトレンズを装用し、角膜前面の形状を平たん化し、視力を回復させる矯正法のことです。

夜コン。

オルソケラトロジーの仕組み



オルソケラトロジーはこんな方におすすめ

メリット

  • 日中は眼鏡・コンタクトレンズを装用せずに裸眼で過ごせる
  • スポーツ中の安全性やレンズが外れる不安がない
  • 角膜が柔らかい若い方の場合、近視の進行を抑制する効果がある
  • 治療を中止すれば、角膜の状態が元に戻る
  • 外科的な治療が不要

デメリット

  • 強度の近視や乱視には不向き
  • 原則として毎晩装用する必要がある
  • 毎日のレンズケアが必要
  • 定期的な検診が必要
  • 保険外診療のため、やや高額である

オルソケラトロジーの安全性

オルソケラトロジーは、アメリカで30年以上前から研究・施術され、現在、アメリカ・ヨーロッパ・アジアを中心に、世界各国でその安全性と効果が認められ、実施されております。レーシック等の外科的手術と異なり、レンズの装用を中止すれば、角膜の形状は元に戻りますので、安心してお使いいただけます。また、日中装用のコンタクトレンズとくらべても、夜間の装用なので、ほこり等が目に入ったりせず、レンズを紛失する心配も減るなど、安全・快適にお使いいただくことが出来、リスクは一般のコンタクトレンズと同等またはそれ以下となります。

治療スケジュール

1

事前相談(保険診療)

事前相談(保険診療)

視力検査やオルソケラトロジーについての詳しい説明をいたします。

2

適応検査

適応検査

眼の状態を検査してオルソケラトロジー治療ができるかを調べます。
適応検査までに、ソフトコンタクトレンズで2〜3日、ハードコンタクトレンズで2週間、事前に外した状態で生活していただく必要があります。

3

トライアル装用

トライアル装用

適応検査で問題がなければ、院内で30分程度装用していただきます。その後、1週間のテスト装用治療を行います。

4

治療開始

効果が確認できたら、本治療を開始します。

5

定期検診

定期検診

検診は、翌日、1週間後、2週間後、1か月後、3か月後となり、以降3か月ごとの検診となります。眼やレンズの状態を定期的に確認します。

費用

治療開始までにかかる費用

適応検査 5,500円(税込)
トライアル装用
(お試し装用)
お試し装用のみの方 両眼・片眼:5,000 円 (税込)
※お試し装用開始時に保証金として両眼の場合65,000円(片眼35,000円)をお預かりし、終了時に両眼の場合 60,000円(片眼 30,000円)をお返しいたします。
本治療を開始される方 0円
※お試し装用開始時に保証金として両眼の場合60,000円(片眼30,000円)を お預かりし、終了時に全額をお返しいたします。
お試しレンズを破損・紛失された場合 預り金の返金はできません。

治療にかかる費用

初年度費用
(治療開始から1年間)
両眼
初回レンズ作成費
・定期検査費用
158,000円(税込)
※強度数・乱視用は165,000円
片眼
初回レンズ作成費
・定期検査費用
88,000円(税込)
※強度数・乱視用は95,000円
2年目以降の費用・定期検査費用 4,400円/回(税込)
初回月額換算(2年使用/1枚) 約3,700円/月
  • 途中で合併症等が生じた場合、別途治療費や薬代が必要になることがあります。
  • 新たにレンズを作成される場合は、1枚につき別途 42,000円(税込)がかかります。(強度数・乱視用は49,000円(税込))
  • 途中で本治療を中止した場合はレンズを返却していただきます。

レンズの保証期間

処方交換(度数調整) 6ヶ月以内(片眼1回無料)
破損保証(保証内レンズ交換) 12ヶ月以内(片眼1回無料)
紛失時 保証期間外となり、実費が必要です
1枚42,000円(税込)(強度数・乱視用49,000円)

返金保証

本治療開始後1か月以内の申告につき、両眼60,000円、片眼30,000円を返金いたします。(レンズは返却いただきます。)
レンズ紛失や破損がある場合は返金できません。

その他注意点

  • オルソケラトロジーは自由診療ですので、保険適用外、全額自己負担となります。
  • オルソケラトロジー治療は、眼鏡やコンタクトレンズのように視力矯正ではなく、治療です。医療費控除の対象になりますので、10万円を越した費用は補助が得られます。詳しくは下記の国税庁による回答ページをご覧ください。
  • その他、目薬、ケア用品、定期検査以外の受診については別途費用が必要となります。

オルソケラトロジーの危険性(合併症)

1.角膜感染症

オルソケラトロジー治療で使用するコンタクトレンズは酸素透過性のハードコンタクトレンズです。コンタクトレンズの洗浄を十分に行われていない場合や、レンズケースの清潔が保たれていない場合、他のコンタクトレンズ同様に重篤な角膜感染症を起こすことがあります。
充血や異物感、痛みなどの症状が出た場合はレンズの装着は中止して、早急に診察を受けてください。他のコンタクトレンズでも不適切な使用では起こりうる可能性がありますが、オルソケラトロジーのレンズは通常のレンズとはその形状が異なるため、洗浄が不十分になりやすいので、きちんと洗浄する習慣をつけてください。レンズケースは常に清潔にして定期的に新しいものに変えてください。

2.角膜低酸素

オルソケラトロジーで使用するコンタクトレンズは酸素透過性の非常に高いレンズです。しかし、夜間就寝中の装用では、瞬きがないことから涙液交換がなされません。そのために角膜への酸素供給が少なくなることがあります。
装用時間は6時間以上9時間未満を推奨しており、それ以上の装用は角膜の酸素不足による角膜障害をきたすことがありますのでしないで下さい。

3.角膜内皮障害

角膜の裏面には、角膜内皮細胞という細胞があります。この細胞は一度障害を受けると脱落して、再生しないため、減少します。オルソケラトロジー治療の短期成績では、この角膜内皮細胞の減少は認められていません。しかし、通常のハードコンタクトレンズの長期装用で、角膜内皮細胞が減少することが報告されていますので、注意が必要です。当クリニックでは角膜内皮細胞も定期的に検査いたします。