
日帰り手術
日帰り手術
当院では火曜日午後に、白内障手術(単焦点眼内レンズ)/硝子体注射/翼状片手術などを日帰りで行っております。20年以上、眼科に携わってきた院長自らすべての手術を担当しています。
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初診(診察)
症状をお伺いして、基本的な検査をします。白内障の進行具合を確認して相談の上、手術日を決定します。手術前の精密検査や説明を行う日程を確認します。
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術前検査
手術を行うための精密検査を実施して、手術の説明や注意点をご説明させていただきます。また、感染症の有無を確認するために血液検査を行います。術前に必要な抗菌薬の点眼薬を処方します。
一度眼内に入れたレンズは原則的に入れ替えることはしません。そのため、手術後の生活に合わせて最適なものを選んでいただけるように詳しく説明して、どのような見え方を希望されるか相談して眼内レンズを決定いたします。
手術室に入ると目のまわりの皮膚の消毒と消毒液での目の洗浄をします。しみることで痛みを感じる場合がありますが、細菌による感染症を予防するために必要なことですのでご了承ください。
消毒後に手術する目の部分以外がドレープで覆われますが、上からのまぶしい光をしっかりとみていただくと楽に受けていただけます。痛みや気になることがあれば顔を動かさずにお声がけください。局所麻酔のため、痛みや気になることがあれば顔を動かさずにお声がけください。
術後翌日、翌々日、4日後(散瞳検査)、1週間後、1か月目、2か月目、3か月目までの通院が必要です。その後は経過次第で2~3か月毎の受診となります。
手術前に使用していた眼鏡の度数が合わなくなっていることが多いため、術後1か月を過ぎる頃に眼鏡処方についてご相談させていただきます。
3割負担の方:片目 約4万5000円
1割・2割負担の方:片目 約1万8000円
白内障手術の後に発症する、後発白内障とは、水晶体嚢(水晶体を包んでいた透明な袋)が濁ってくる疾患です。白く霞んで見えたり、曇って見えたりすることがあります。濁りの程度が軽く、視力の低下や霞みがなければ治療の必要はありませんが、視力に大きく影響をきたすようになればYAGレーザーを照射し、穴を開けることで濁りを取り除きます。
痛みはほとんどありませんが、切開した破片が眼の中に散らばるため、治療後少しの間、虫が飛んでいるように見える(飛蚊症)ことがあります。